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日本の夏には台風がつきものです。
2022年も大きな台風がいくつか上陸しました。幸い松本市では大きな被害はありませんでしたが、2019年には千曲川流域を中心に甚大な被害も出ました。
雨による被害もそうですが、強い風も足場にとってはとても怖いものです。
台風が来るとわかったとき、きそうだと思った時には現場でしっかりと対策を行います。
大心建設では「台風による倒壊」を起こしたことはありません。今回は実際に行っている対策についてご紹介していきます。
- 台風が来る前準備
- 特に公共の現場などでは、「土日祝には現場に入らないで」という指示を受けることもあるため、台風がそこにかぶりそうなときは事前に対応策を決めておく。
- 予報を基に社員同士で連絡を取り合い各現場監督に報告相談をする。
- 台風が来る前準備
- 台風が来る前現場
- 現場にいる際に風が強く危険と判断した場合、メッシュシートなどを一部たたむなどの対応をして、風の抵抗をなくしておく。
- シートを外せないような現場の場合は躯体に強く括り付けるなどの補強を行う。
- 台風が来る前現場
- 台風当日
- 台風当日は現場に入るのは危ないため、前日までに対応をしておくが、万が一のことがないよう必要に応じて見回りを行うなどの対応をする。
- 台風当日
2022年は週末に台風が来ることが多かったため、木曜日や金曜日に対策することが多かったです・・・。
対策としてはシートをたたんで縛っておくだけと思われがちですが、かなりの枚数があるため、結構大変です。また、シートはかなり重いため縛るにも結構力が要ります。現場の規模によっては半日程度かかってしまうこともあります。
しかし足場が崩れたり倒れたりしないようこの作業をしっかりと行う必要があります。
台風が過ぎ去ったら今度は元通りにメッシュシートを張る作業になります。この作業も半日程度かかってしまうこともあります。
実は夏から秋にかけての現場は大変です・・・。